コロナ禍のなかで今後フリーランスで働くって難しい?
IT業界、社員からフリーランスに転向する人が増加の傾向に!?
コロナの影響で今後のIT業界って今後どうなるの?
質問をお聞きすることがエンジニアの中で最近特に多いです。企業は新規社員の雇止めを実施。現在4万人近い人が雇止めになっている状況です。その中でIT業界はどのような動きを見せているのでしょうか。IT業界の今後とその中でフリーランスとして働くエンジニアの未来を考えて行きたいと思います。
国の基本方針
現在日本では雇止めが深刻化しています。コロナの影響により、益々先行き不透明な時代に入りました。特に打撃を受けているのが、観光業、飲食業、イベント業などです。人と人の接触をできる限り抑えることは、コロナ禍の時代にあってマストと言えます。
国の基本方針としても人と人の接触をできる限り抑えるためにIT業界に期待の目が向けられています。
ITエンジニアの働き方改革とは?
現在、IT技術者たちは自分たちの持っている技術を必要なところで、効率よく使ってもらえることを望む人は少なくないようです。「企業に正社員として所属し、同じ会社だけで持っている技術を発揮することは難しい」と考えるエンジニアも多いよう。「より必要とされているところで自分の技術をフルに発揮する」そんな働き方が今後主流となりつつあります。
時間や場所に縛られない働き方、また自分の能力をフルに活用できる仕事ができることはITエンジニアの特権といえるでしょう。
日本の正社員雇用、終身雇用制度
現在、日本の社会において正社員として人を雇うことは、なかなか難しいという経営者が増えてきています。トヨタ自動車の社長である豊田章男社長も「雇用を続ける企業などへのインセンティブがもう少し出てこないと、なかなか終身雇用を守っていくのは難しい局面に入ってきた」と述べています。
また、近年ではメガバンクによる大規模なリストラが後を絶ちません。みずほ銀行では支所をすべて閉鎖500人規模でのリストラを決行しているようです。
フリーランスの今後
日本人は、働き虫と言われているぐらいがんばって働いてきた民族です。会社のために人生を文字通り削り必死になってがんばってきました。しかしその歴史も、もはや古いものになりつつあります。
今後は、自由で縛られない、どこの企業にも所属せず、自分自身で働くスタイルを決める。そんな世の中に変わりつつあります。
コロナの影響が後押しするように、ITフリーランスエンジニアは自由な働き方の先端を走り、今後は益々その需要を伸ばしていくことでしょう。
小学校ではIT教育を実施するようになりました。日本の技術者不足は深刻化しています。これからさらにITエンジニアの需要は高まります。
エンジニアの高収入化、自由な働き方は現実的な未来となっているようです。
筆者S.H