触ることのできる立体映像
2021年7月17日東京大学の研究チームが立体映像に触覚を与えられる双方向テレプレゼンスシステムを開発しました。
テレプレゼンスシステムとは
テレプレゼンスシステムとは、遠隔地のメンバーとその場で対面しているかのような臨場感を提供する技術のことである。特に、高品質な音声や高解像度の映像などを駆使した、遠隔地のメンバー同士で会議を催すためのシステムを指すことが多い。
テレプレゼンスと呼ばれる会議用システムは、ビデオ会議システムと同様に遠隔地で会議を行う用途のシステムであるといえる。高度な技術によって直接対面しているかのような仮想現実を演出できる点に特徴がある。大画面のディスプレイ、720pや1080pの高解像度の映像、高品質の音声などによって、等身大の人物の映像とリアルタイムにコミュニケーションを図ることができる。
今回開発されたシステムとの違いは
今回開発されたシステムでは、利用者が触覚ジャケットを着ることで、触れられた部分が振動し、実際に「触っている」「触られている」感覚を得ることが出来るようになりました。
この技術を使うことで
緊急事態宣言の影響などで、移動のままならない時代において、このような3D技術を用いた遠隔通信が行えるようになれば、自宅にいながら色々な体験をすることが、出来るようになるかもしれません。
筆者:T.M